トウモロコシの種を播きました

去年収穫し忘れたトウモロコシが種になった

 暖冬だったので我が家の家庭菜園は雑草がモサモサ生えています。本格的に春野菜の準備する時期となってきたので、トウモロコシを播く用意をしました。去年は時期をずらしながら2回トウモロコシを作りました。その2回目に作ったトウモロコシの取り残しが、カラカラに乾燥したので、今年は自家採取したトウモロコシで種播きします。 

2019年に育てたトウモロコシ・ゴールドラッシュが畑ですっかり乾燥して種となりました

畑の準備、自然農の場合

 まずは畑の準備です。今年からなるべく不耕起の自然農法で野菜を作っていくので、畑の準備としては雑草とこれまで作った野菜の残渣を整理します。トウモロコシを植える畝は、大根と白菜を育てていた場所にしました。
 食べきれなかった野菜はまた次に作る野菜のための肥料になるように、細かくしてコンポストへ。雑草はホトケノザやカラスノエンドウ、ハコベとイネ科の植物です。まだこの時期は種をつけていなかったりするので、畝の上に置いておきました。肥料としては米糠をまくぐらいです。耕運せず畝そのままです。

大根を育てていた畝に雑草を抜いて畝に乗せている。畝と畝の間隔も広く取って、エン麦やクローバーなどの緑肥を播きます

発芽温度と生育温度

暖地桜桃の花が散り始めです

 トウモロコシは夏まで時期をずらしながら育て、収穫できる野菜です。でも、こちらは産地でないので、ほとんど最初に出るもので終わってしまいます。農家の方はレタス栽培の跡地を使って、黒マルチトンネル栽培で6月ぐらいに収穫して、残渣をすき込みすぐ田んぼにして田植えです。3月入ってから霜の心配がなくなれば種まきです。発芽最低地温は14℃、生育適温は22〜30℃です。
 我が家は直播せずにセルトレイで播きました。コロナで休校中の子どもと自家採取できたトウモロコシをバラバラにして、一粒ずつ埋めていきます。自家採取なので種子消毒されてないので地味な色です。種がパンパンの丸いポップコーンではなくスイートコーンはしわしわです。トウモロコシの種は発芽の時に光は必要ないので、種に土を被せ水をあげます。ほぼ最低気温が5℃前後なのでとりあえずそのままで様子をみます。

セルトレイに第1回目のトウモロコシの種播きです
トウモロコシは手で簡単にポロポロと外れます
種に土を被せていきます。子どもが木の棒で穴をあけると便利だと手伝ってくれます。種は先がとんがっている方を下にします。発芽してからの生育が違うようですが、けっこう適当に播いてます
土を被せたらたっぷり水やりします。その後の管理は毎日水やりします。セルトレイは水はけが良いですが天気が良いとすぐにカラカラに乾燥してしまいます

芽が出てきました、けっこうたくさん

 種まきして1週間が経ちました。ようやく芽がけっこう出ました。これから寒さにあたると苗がダメになるので寒さ避けで夜間は透明のゴミ袋にセルトレイを入れることにしました。思っていたより発芽するので、時期をずらしながら種まき続けることにします。

種播きから1週で発芽しました


 トウモロコシは夏野菜のイメージで、種まきや育てるには3月早すぎると思われますが、トウモロコシを食べてしまうアワノメイガがたくさん出てくる前に収穫できます。早播きとセットで対策としては早生の枝豆を混植します。去年は黒豆を混植しました。黒豆はどんどん大きくなるので、トウモロコシの土寄せなどしなきゃならないお世話がやりにくく、ほぼ土寄せなしでした。さあ、畑仕事スタートです。
 今年は畑仕事の参考書に『1㎡からはじめる自然菜園』(著者/竹内孝功、発行/株式会社学研プラス)を選んでみました。買うと電子版がダウンロードできます。いろんなこと忘れてしまうのでね、必要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました