LEICA CL+MINOLTA M-ROKKOR 40mm f2.0

とても良いカメラだし、かっこいいし、手放したくはないのですが、あまりにも使用する機会が無いのでヤフオクに出品することとしました。

傷は多いものの、機能的には問題ありません。
フィルム時代のレンジファインダーカメラとしてはひとつの完成形かと思います。

しっかり作り込まれていてなおかつコンパクト。
40mm中心に設計されたステディーな存在感。

今や貴重なメイドインジャパン

この角度から見るとライカ感強いです。

巻き上げレバーの頭にアタリがあり、ペイントロスあります。

この角もアタリあります。
ストラップは縦位置でぶら下げる状態になり、とてもスタイリッシュなことになります。

型押し、シボ、渋いです。

シャッターレリーズボタンは感触を良くするためにあるパーツを装着しています。

レリーズにねじ込むだけの単純なものですが、シャッターフィーリングは雲泥の差が出てきます。
Gボタンなどと呼ばれていたはずです。記憶に相違がなければ、新宿のマップカメラのオリジナルパーツだったような。

蓋はごっそり外れます。フィルムチェンジ中に落とさないように、落ち着いてフィルムチェンジするべきでしょう。

良く考えられていて、フィルムの平面性も期待できる構造です。

シャッター幕は布幕ですが、状態は良好と言えるのではないでしょうか。

この白い樹脂のパーツにフィルムのベロを挿入してフィルムを装填します。
よく割れるパーツなのですが、一度交換しています。
割れはありません。

元々MR9という水銀電池を使用する設計となっていたと思うのですが、水銀電池は環境問題を理由に現在は製造されていません。
露出計を作動させるためには電池が必要ですので、アダプターを介してSR43を使えるようにしています。
アダプターは関東カメラサービスから直接通販したと思います。

シャッターをチャージすると現れる受光素子のアームです。

このパーツの出方1つとってもレベルの高い工作となっていると感じます。

レンズは傷や曇りがひどいことはありませんが、超クリーンという感じでもなく。
まずまずと言っていいのではないでしょうか?
ものすごく個性的な描写をするレンズではありませんが、諧調性すぐれ、絞り込んだ時の説得力があるように思います。
40mmというのがまたいいですね。
マウント部分の切削加工をマクロ撮影してみました。美しいと思います。

この画像ではコーティングのダメージのように写っていますが、肉眼ではここまで目立つ点は感じられません。
とはいえ、使用感はありますので、そこはご理解いただければと思います。
過度に描画をスポイルするダメージは無いと判断します。

美品では無いですが、良品かな?といったところ。

LEICA CL+M ROKKOR 40mm f2.0 ライカCL ミノルタフィルムカメラ・レンジファインダーカメラ

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